書籍・雑誌

2010.09.23

人生の半ば

獣の奏者 刹那 【外伝】


カミサンが買ってきたよぉというので、3時間弱で一気読み、読了 上橋さんのファンタジーは心にズシンと来る。特にこの獣の奏者シリーズは重いねぇ。。

この本の作者によるあとがきに「人生の半ばを過ぎた人へ」という題が付いている。そして、この獣の奏者シリーズは児童文学ではないと作者自身が言い切り、このシリーズへの想いを綴っている。確かにTVアニメになると聞いた時、えぇ、これを子ども向けのアニメにするの?!と驚いたものだ。主人公のエリンの物語が進むに連れ、語られる内容も主人公の年齢と同じ視線になっていく。つらく重い救いの終末に向かって。。。

その物語、前半の2巻と後半の2巻の間にある、すぽーんと抜けた空白の時間を埋めるのがこの外伝。真王領の騒動のあと、ジェジが生まれる前後とその母子の姿を見つめるエサルの過去なんですけど、確かにとてもきになる11年間ではありまして、ぜひ読みたいと思っていましたが、、、あはは、やっぱり重いです。(^_^;; でも、ドップリ入り込んで読んじゃうんですよね。上橋さんの文って、なんというのかな力とスピードがあるのでそのまま巻き込まれてしまうんですよ。今回もカミサンが買ってきたと食卓に置いたのを手に取ったあと、3時間ノンストップで読みふけってしまいました。。。うちらくらいの年代向けのファンタジーってあまりないものね。次回作ってなにになるのかな。楽しみにしていよう。

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2009.12.27

こちず

ここ最近見ているブラタモリでもう気になっちゃって、、古地図、そう江戸切り絵が欲しくなって仕方がなくなってしまい、真面目な物を買うとかなりの高額、もうちょっと探してみると手頃なものがありました。さっそくポチッとなして取り寄せて、、これおもしろぉい! 現代地図と見開きで対比になっていて、しかも散歩の見所コースガイドが付いてる。12コースあるんだけど見てるだけじゃ物足りなくなってなんか歩いてみたくなるねぇ(^^; お江戸オフにリクエストするかなあ。そうそう、ブラタモリでは弥生時代から昭和初期くらいと幅広いのでこの本だけじゃ足らないんだよね、、、姉妹本の「古地図・現代図で歩く 昭和東京散歩」も買うかなあ(^^;

切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩 (古地図ライブラリー別冊)
安田 就視 わたなべ こういち
人文社
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2009.10.19

ノギ屋の鳥飯(のようなもの)

ノギ屋の鳥飯(のようなもの)


読者の食べたいランキング1位
うんうん、わかるぞ、その気持ち

昨日の晩飯は、もらってきた新米をさっそく使って、んでもって、「ノギ屋の鳥飯」風の丼飯にしました。うまいよこれ…って、いっても上橋菜穂子の本を読んでない人にはなんのことだか判らんよね(^^;

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2009.03.01

スカイ…

ロードショウのときに見損ねていた「スカイ・クロラ [DVD] 」が発売になっていたので、ついポチッとなして買ってしまった。それとほぼ同時にスカイ・クロラシリーズの最終巻である「スカイ・イクリプス―Sky Eclipse (中公文庫) 」が文庫本でも発売になっていたので、これもポチッとな。

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2008.10.27

DS-10公式ガイド

勢い余って、シンセサイザーのDS-10を買ったものの、なにせ音楽の授業以外に楽器なんか触ったことがない人です。。用語からしてさっぱり判りません(笑) ってことで、公式ガイドブックが出てるのを見つけて買ってみましたよ。

実際の写真や図が多いし、専門用語をあまり使わない丁寧な説明が載ってるし、これなら超ど素人の僕でも何とかついて行けそうな内容です。問題は、楽器を扱うセンスがそもそも無い僕が多少シンセサイザーの使い方を知ったからと言って演奏出来るというレベルにはそーとー遠いってことです(苦笑)

それでもなんか鳴らしてみるというのは面白いっす。

サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイド
小谷野謙一 エクスパ
ソシム
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2008.07.23

例のあの本

Harry Potter and the Deathly Hallow (Japanese Edition)


ついに終わってしまうのですね

今朝、アマゾンから届いていたようです。夜帰ってきてからコソコソ読み始めてますが…読み進めるのが楽しみとゆうよりも怖いです。最終話ですからねえ。それにしてものっけから、あまりにも死にすぎますねえ。。。読み終わるにはもう少し掛かりそうです。感想は終わったあとに。。

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2008.06.29

プッシャ

The Sky Crawlers


大人買いしてしまった

木曜日にヨドバシ-Akibaに行ったとき、そこに入っている本屋にふらっと寄ったら「スカイ・クロラ」のコーナーがあって、何とはなしにそこに積まれている文庫本の1冊を手に取った。映画の原作本だからと言う理由で買う方ではないのだが、ぱらぱらっと見て、試しに買って帰りの電車の中で読んでいたら、引込まれてしまった。次日、会社帰りに本屋に向かい、シリーズの残りの文庫本4冊を大人買いしてしまったよ。

この本のどこがよかったのだろう。。よくわからない(笑) 戦争物? んー、確かにたまに空戦のシーンはある。恋愛もの? 甘ったるいシーンはないなあ。所謂、SFってことでもないしね。未来じゃないし過去でもない、国家の都合で企業が請け負って戦争している世界。身体は大人になれない精神的には熟成された子ども「キルドレ」のパイロット。その「キルドレ」にまつわる秘密と自分が何者であるかの葛藤。すべて一人称の物語。主人公が見、聞、感じ、想像していること以外の表現は一切なし。それでも緻密に作られているらしい背景の世界観が奇妙でなんともいえないし、その合間に出てくる空戦シーンが圧倒的でコックピットの中に自分も座っているような気分になってくる。(しかし、あまりに主観的な説明しかなく、どの操作したらどう機体が動いていくのか、ロール、バンク、スリップ、スピンってどんな動き?と想像できないとむずいかも(^^; )

主人公が先尾翼プッシャ機に乗ってるというのがまた好きなのかもしれない。僕がプッシャを意識してみるようになったのは、中学時代にあれこれプラモを作っていて、その時代のトラクタ機ばかりのなかに異様な形の十八試局地戦闘機「震電」のフォルムに魅せられてからだろう。あっ、古くはファンレーサーとか(笑)、桂文珍さんの愛機、日本に1機しかない先尾翼プッシャ Gyroflugに乗る姿とかそらもう、うらやましいかぎりっす。

そんなわけでこの週末はどっぷりと5冊読みふけってました。8月に押井守監督での映画が公開されるそうですな。どう表現するんだろうという興味はあるものの、、たぶん観に行かないだろうなあ。

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2007.11.18

育てるのではなく…

このあいだ電車に乗っていたら隣のおじさんが読んでいたのが気になったのでちょっくら買ってみたのです。 題名は釣るためか(^^)過激ですが、中身は至極まっとう。部下はチヤホヤ手取り足取り育てるのではなく、育つように環境を作っていく以外ないし、そして自分のチームを目標に向けてまとめていくには自分で育とうという気概のない部下は他の士気にもかかわるので切るべきという本。まあ、結局は遠回しには部下を育ててるんだけどね。部下の切り方(笑)の本ではなく、効率のよい仕事をしていくための上司たる態度について述べられていて、確かにこんな上司がいれば自分も頑張ってついていこうとする(育とうとする)だろうなあ。じゃあ、自分はというと、、うーん、優柔不断なんで無理そうだ(^^;

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2006.08.07

読み終えた

ゲド戦記 The Other Wind - Earthsea


ふぅう(-_-)

このあいだからぼちぼちと読んでやっとゲド戦記5巻目 アースシーの風 を読み終わりました。

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2006.07.26

30年

月刊アスキーはこの号でパソコン誌から卒業、廃刊/休刊ではなく情報誌としてリニューアルするらしい。ふと書店で手に取りペラペラとページをめくると、なんともまあ懐かしいものがいっぱい。ついつい買ってしまいました。表紙にあるように今年でTK-80が出荷されてから30年ってことらしい。ってことはだよ、僕のマイコン歴も30年近くなるってことか!ジジィになるわけだよ lli orz
付いてきたDVDには過去77年7月創刊号からの表紙の写真と時代を表すようなニュース記事が収められていてこれだけでも楽しいかもしれない。

ちなみに僕のマイコン/パソコン遍歴は過去の記事にありますので、どうぞ(^^:

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