まだまだ入口
なかなかすんなりとは出来ないもんだ。
格納容器調査、2台目ロボットも回収断念 福島第一原発:朝日新聞デジタル.
東京電力は20日、福島第一原発1号機の格納容器内に投入した2台目の調査ロボットについて、回収を断念したと発表した。ロボットとともに投入された監視カメラが、放射線の影響で劣化して使用できなくなり、回収に必要な動作をロボットがとれるのか確認できないためという。
文章が中途半端で判りづらいけど、どうやらロボットそのものは無事で、ロボットと別に投入しておいた帰投用(パイプを通れるようにキチンともとのヘビ型に変形できてるか見るため)の監視カメラがぶっ壊れてしまったので、炉内観察後に戻ることは諦めたってことなのね。
その後、2号機がどのくらいの調査ができたかというのがあまりニュースに上がってこない。それなりにできたのかねぇ。まぁホントこれが何十年と続く廃炉作業のホンノ入口でしかないわけで、コツコツとやっていくほかないわな。
それにしても回収時に再確認するための別カメラが1つ壊れた程度で回収を諦めるって、最初からあまり回収を重要視していなかったんじゃないかな。たぶんロボット本体は放射性物質で汚染されるだろうし、短時間とはいえかなりの放射線にさらされ、放射化するかもしれないし、そんなものを回収しても扱いに困ることになったはずだからね。
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