こんなこともあろうかと…
なんとまあ、故障しているイオンエンジンをニコイチして地球を目指してるんだと!
小惑星探査機:「はやぶさ」、帰還へ エンジンが故障、遠隔操作で復旧成功 - 毎日jp(毎日新聞).
新たなエンジン故障が発覚した日本の小惑星探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、過去に故障して停止していたエンジン2基の装置を組み合わせて、止まっていたエンジンの噴射に成功したと発表した。
「はやぶさ」は4基A~Dのイオンエンジンを持ち、3基を同時使用できる機構を持っているそうだ。そのうちAエンジンは打ち上げ直後に動作不安定で予備に回され、3基でイトカワに到着。そして帰還中にBエンジンの中和器が劣化して故障。中和器というのは、イオンエンジンで推力を得るのに、加速させて飛び出していくプラスイオンを作ったときのマイナス電荷が本体に残って帯電しまくるので、少量のイオンガスをだして、イオンエンジンから出ているプラスイオンと電気的に橋を架けてマイナス電荷を放出する機構。これの動作が劣化してしまい、動作停止に陥ったそうだ。
で、2基のC,Dエンジンで飛んでいたのだが先日、さらにも1基Dエンジンの中和器が壊れ、残るCエンジンも中和器もそろそろ限界であることが判り、これで来年の地球への帰還がピンチの状態となっていた「はやぶさ」は、2基の故障しているエンジンを組み合わせて動かせる電源回路を作動させてみたところ、加速が行えたとのこと。


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