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2010.08.12

SHIRASE

SHIRASE 5002


第二の船出

先代の南極観測船「しらせ」は、スクラップになる前にWNIに買われ、保存されることになったのが2008年のこと。WNIは「SHIRASE」と命名し、船橋埠頭に係留、動態保存することにしたそうで、この夏、SHIRASEの一般公開(http://shirase.info/)をしてるとWNIのページで見つけて、帰省に合わせて予約、先日、見学してきました。

新習志野駅に待ってたスタッフから名札を受取り、シャトルバスでSHIRASEへ。まさにサッポロビール庭園の脇です(笑) 時間が合えば、ビール園との見学と組合わせてと思ったのですが、午前中は父母とテニス、で、今回予約したSHIRASE見学の終わる時間より前にビール園の見学時間が終わってしまっているようだったので、断念。

アラートオレンジの姿が見えた瞬間、思ったよりも小さいなあと…この船で日本と南極を25往復、赤道を越え、荒れ狂う暴風圏を抜け、氷原を突き進んだのだなあと思うとグッと来ます

「しらせ」の歴史をざっとビデオで観た後、実際にこの船で南極基地を往復した経験を持つスタッフの説明を聞きつつ船の中をあちこちグルグル見学。途中、WNIの習志野オフィスとTV会議を繋いで天気予報について質疑応答は実際に天気を予報している人の生の声が聞けて良かったな。

撮ってきた写真は、いつもの通り Flickrにアップ。

この船は自衛艦だったんですよね。珍しいことに船内に酒保があり、観測員は艦内では飲酒できない自衛官に遠慮しながらお酒を飲んでいたとか。4,5年に1度、若い自衛官の中には精神的にまいってしまって強制送還される人が出たとか。生野菜の足しにとスプラウト育成機(モヤシや貝割れ大根を作る機械)が厨房にあるけど全員に配ると2本ずつ程度というショボさ、案内をしてくれていたスタッフは、ついぞ食べたことがなかったとか。艦長席と副艦長席が横に28mもある長~い艦橋の端と端で大きく離されてるとか。案内はされませんでしたが、艦橋後ろには中央戦闘指揮所(CIC)があったりとか。結構面白かったですよ。

WNIはなぜこの船を買い取ったのか? 環境を考えるシンボルとして、そしてこの船に気象レーダーや衛星通信を装備し、艦内には北極、南極の氷の動きをモニターし、将来、北極航路案内サービスを考えている「グローバルアイスセンター」、簡易振動計を全国各所に設置して、その揺れ具合を解析する「地象管制センター」、南極基地との24時間ホットラインを置く「しらせライブラリー」が出来るそうです。いまは冷房もない艦内で少しずつ設置を進めているという感じというより、取りあえず見学者向けにこんなものを置くつもりと言う仮置き、まだこの船自体をもてあましている雰囲気でした。

それにしても、船を係留するだけでもものすごい経費が掛かるというのに、それをさらに動態保存するというのはどれだけのお金が掛かっているやら。この見学も案内役をかってでてる社員のボランティアで進められており、この先いつまで保有してられるのかなあと言うのが正直な感想(^^;

一般見学は、いまのところ9月の第1週まで計画されているみたいです。南極を往復してきた船を見たい人はぜひ機会をつくって見てはどうでしょう?

そうそう、帰りにWNIの季刊誌「SORA」のバックナンバー(No1~6)を大人買いしちゃった。この雑誌面白い!気象のことだけじゃなくていろんなコラムがあってね。この後も買ってみようかな。
<hr>
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