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2010.03.07

LCCA専用空港

もうすぐ開港なんですね。でもいまだに定期便のアテが厳しい状態のままのようです。

国内98番目、茨城空港で開港式 11日から運用開始 - 47NEWS(よんななニュース).

 航空自衛隊百里基地の敷地に新しい滑走路とターミナルビルを建設した茨城空港(茨城県小美玉市)の開港式が7日、空港内であった。国内98番目の空港として11日に運用が始まり、韓国アシアナ航空のソウル線が1日1往復する。

LCCA(Low-Cost Carrier Airlines:格安航空会社)向けに路線変更したことにより、なかなか他の地方空港にはない面白いキャラクタを持った空港となってる茨城空港。航空自衛隊百里基地に併設して用地買収費用を抑えてたり平屋建てでボーディングブリッジのないターミナルビルで施設費を抑えて利用料金を低くしているようだ。 離陸時に駐機場所からバックしないでそのままアプローチに出られるレイアウトにするとか離発着に掛かる時間を減らそうとしているのが特色だそうだ。

しかし、この空港へのアクセスの悪さがどうにも尾を引いている状況。JRの駅からも私鉄の駅からも10Km以上離れ、バスもパッとしない。鹿島線の跡地を専用レーンとして使うバスも計画中だがいつになるやら。道路も常磐自動車道路や北関東自動車道のICからの道が全く整備されていないためこれまたパッとしない。

が、一方、アジア圏の「足」となってる近隣各国のLCCAの状況はとみると、その程度のアクセスの悪さの空港はザラってことだ。

いま、朝日新聞のどらくに掲載中の地球発クリックディープの旅」に格安エアラインで行く世界一周の旅のを読むとフラッグシップなハブ空港から1時間も2時間も離れた利用料が安い小さな空港がLCCAのハブ空港となっている様がかかれている。へたすりゃ待合室はテントだったりする空港もあるようだ。

ってことは、アジア圏内ではLCCA専用空港を目指す茨城空港も世界的な目で見ればそんなにひどいものではないってことになる。そんなにもアクセスが悪い空港を使っていても急速にその空路を広げているLCCAの強みは、やっぱりその桁外れな低料金。下手すれば1時間のフライトが1,000円以下のバス並み運賃だったりするらしい。この旅の記者らが乗っている路線の料金もだいたい4時間1万円から2万円弱。おおよそ1時間あたり3,000円程度みたいだ。ディスカウントではなく正規料金でこんなものなのだな。
これは台湾とか3時間くらいで行けるところならば、ツアーとかでなく、思い立ってフラリとポチッとなしても1万円ほどで飛べちゃったりすることを意味する。これだけの価格差がないとアクセスの悪さをひっくり返すほどにはならないんだろうなあ。

あとはLCCAの首都圏ハブ空港になれるかどうかだ。LCCA同士の乗り継ぎができるほどに国内外の定期便数を集められればアクセスの悪さなんか吹き飛ぶことになる。どんなに成田や羽田の離発着枠が広がろうとも、圧倒的な価格差のLCCAを集めて攻められることが出来るならば茨城空港は面白いことになりそう。いまのところ、神戸との定期便をスカイマークが乗り入れ宣言をしてるけど今後もっとLCCAを増やせるかどうなるかがちょっと楽しみ。

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