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2009.09.21

肩鎖関節脱臼 治療の日々 ~その1~

肩鎖関節脱臼(カンサ カンセツ ダッキュウ:平たくいうと鎖骨の肩側にある関節の脱臼)の手術のために入院、8月21日に退院して、1ヶ月経過したんでそろそろまとめてみますか。

とりあえず、今の経過状態は、まあまあ良好です。今月末には抜針(関節を仮止めしているピンを抜く)ことになってて、これが済めば可動域制限もほぼ解けて、リハビリも腕を上に挙げられるようになっていくはずです。で、上に挙げられるようになったあとは筋力アップかな。

まずは怪我したとこらへんから初期診療なとこまで、あ、苦手な人も居そうだから「畳んで」おきますね。

8月1日

下手の横好きというか、まるっきりの未経験者なのにサッカーのチームに混ぜてもらって去年からDFをやってます。チームも今期はここまで無敗続き! つーか、無勝でもあって(笑)、そう前節までの3戦とも引き分けで、「今日こそ勝利を!」と燃えていたわけです。この日はナイター、が、始まって10分後かな、裏に回り込もうと走り込んできた敵に気がついて一緒に全力疾走でマークして…相手と足が絡み…ぶっ飛んで転がって…
気がついたら、右肩に激痛。触ってみると肩の骨に違和感。あぁやっちまったぁcoldsweats02 どうやら受け身を失敗して肩から落ちてしまったらしい。でも折れた最悪な感じはないので脱臼か?
すぐに交代をお願いしてピッチを転がるようにして出る。痛みでそのまましゃがみ込んでしまった。チームを応援に来ていた人が車を出してくれて、近くの休日夜間当番の病院へ運んでくれた。

整形外科の当番医に診てもらう。レントゲンの結果から肩じゃなくて鎖骨が脱臼しているという。肩に強い衝撃を受けると、鎖骨と肩胛骨を繋ぐ靱帯が切れて脱臼状態になるんだって。脱臼と行っても骨と骨が靱帯だけで繋がってるだけの関節なのではめるとかそういう問題ではなく、なんと、それ以上今すぐはなにも出来ないということで、月曜日の予約と腕を吊る三角巾と痛み止め(ロキソニン+ムコスタ)をもらって帰ることに。えぇー応急処置すらないのぉ(^^;;治療らしい治療なしに帰されたことは、かなりのショックだったし、この先どうなるのかすんごい不安だった。。

8月2日

腕を吊ってなんとか不安と痛みに耐えてるしかない一日を過ごす。寝るには右へ寝返りをうつわけにはいかないので、身体の右側にタオルケットを丸めて置いて防波堤を作った。肩の動きを制限するのに当然寝てる間も三角巾は付けっぱなし。

右腕を挙げることが不可能なので、真っ先に困るのが服の脱ぎ着。脱ぎ方は、まず自由の利くほうの腕、左腕を袖から抜いて、首抜いて、最後に利かないほうの腕、右腕の袖を抜きます。着るときはその逆、右腕の袖を通して、首入れて、左腕の袖を通します。
サッカーのときに着ていたユニフォームは何とか脱げたものの、アンダーシャツはぴっちりしているのでどうにもこうにも仕方なく、両肩口をハサミで切っちゃいました。しょうがないですよね。

8月3日

スポーツ整形外科も専門にしている先生が来ているというので、月曜の朝一番に受診。もうすこしきちんとしたレントゲン検査を受けることになった。ストレス撮影というらしい。 5kgも重りを両腕にブラーンと持って撮影し、そのときの鎖骨と肩胛骨との隙間がどのくらい開くかをみるそうだ。問題なければ開かないし、関節というか靱帯の切れてる程度によって隙間がより開くというもの。5kg持ってねと技師さんに言われたけど痛すぎて無理!3Kgにまけてもらう(苦笑)  つーか重り持ってなくてもガッパリ右肩胛骨と鎖骨との隙間がガバーっと開いてますから。。。診断の結果は完全脱臼。肩鎖関節の脱臼レベルは1:捻挫、2:亜脱臼(靱帯が切れかかってる)、3:完全脱臼(靱帯はぶっつり切れてる)があり、僕のはこのレベル3の靱帯がぶっつり切れてる完全脱臼とのこと。

Kansadakkyuu

図だとこんな感じ:後にもらった説明書の一部分より
*図をクリックすると大きく表示されます

じゃあ、これから治療はどうしていくかと言うことを聞いてみる。開口一発「肩鎖関節脱臼の治療方法は、これだ!という治療法がまだ確立しておらず、学会や専門医の中でもいろいろな治療法が提案されていることもあり意見も割れている」と言われた。なんだそれ?!

まず選ぶべきは大きく分けて、「保存的療法(このまま放っておく(^^;)」と「観血的整復(切る手術して戻す)」の2つの道筋があるという。肩鎖関節は外れたままでも取りあえず放っといて固めてしまえば、日常生活にはこれといって支障がない程度の後遺症で回復するという。なので亜脱臼くらいまでなら、手術せず、腕・肩を1ヶ月くらい固定して靱帯断裂が治る/切れたまま固まるのを待っていれば腕はほぼ動くように戻るのでそれを勧めてる。完全脱臼でも余り困らない人も居るのでもう重いものを持たないとかお年寄りとかには保存的療法を勧めるとのこと。
しかし、完全脱臼となると手術して靱帯を縫合したほうがスポーツを楽しんだりするときに出るかもしれない後遺症(肩が上がりづらい、動きが重い、強い違和感が続く等)の事を考えるとお勧め。だが、入院一週間、完治までにかなりの時間(3ヶ月から半年)が掛かる、それだけ苦労しても、また靱帯が切れてしまうリスクがある。のがデメリット。

「で、どうします?」と聞かれても、これって究極の選択だよな。放っといて1,2ヶ月で日常生活に困らない程度には回復、ただし後遺症のリスクがかなり高い。手術入院、そこからリハビリで3ヶ月から半年でようやく元通り。うーん、手術するなら早い方がいいと言われて。。手術をするなら東海大付属病院にお願いすることになるだろうし、そこの専門医を知っていて、「明日、ちょうど外来に出てるらしいから紹介状を書くので、話を聞いてみたら? それから保存か手術か決めてればいい」ということなので行ってみることにする。

続く…

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Comments

僕も、肩鎖関節脱臼で、手術をしました。

まだ、手術が終わって10日目なので、完治までは先が長くいので、気がめいってます。

Posted by: 魚礼 馬兵 | 2012.08.02 at 17:04

魚札黒兵さん

ありゃぁ、転けて肩を怪我されましたか、
僕と同じです…
難儀なことになりましたね(- -;

僕は医者にもう通院の予約を取らなくていいよと言ってもらえるまでに1年半かかりました。
リハビリは大変でしたが、やった分はきちんと
返ってきます。
いまではボールも普通に投げられる肩になり
フットサル・サッカーをまた元のように
スポーツを楽しめるようになってます。

少し長い時間かかると思いますが、
無理せずコツコツといきましょう。(^^/

出来るだけ早く元の生活が出来るようお祈り申し上げます。

Posted by: くっきも | 2012.08.03 at 08:30

はじめまして
鎖骨脱臼で検索してこさしてもらいました
4月30日にバイクで転んでレベル3の鎖骨脱臼しました
まだ56歳と若い?からと手術選びましたが
空いてる日が5月1日と言われ深く考える時間もなく
手術そして昨日退院(笑)
これでいいのかよく分かりません
帰宅後も痛みと不安で眠れず
仕事も生活も何もかもが壊れて心配でしたが
少しこちらのブログで冷静になれそうで
続編読ませてもらい参考にしていきます。

Posted by: 鉄馬 実 | 2014.05.04 at 10:50

鉄馬さん>

えっ、3日で退院?! はやっΣ(゚д゚;)

僕は手術までに日が開いてしまった分、あれこれ調べつつ医師と会話できましたし、医師も親切丁寧に説明くださる方だったので少し落ち着いて入院できましたが、
ケガしてどたばたと気がつけば退院では、さぞ不安でしょう。
少しでもお役に立てるといいのですが…

読むと判るかもしれませんが、僕はリハビリというか、げっそり筋肉が落ちてしまった腕が元のように戻るまでが結構長くかかりました。が、いまではフットサル・サッカーをしてるしw、テニスに加えてバドミントンもするし、元通り以上に遊びまくってます(笑)

鉄馬さんも焦らず、でもボチボチとリハビリを続けてくださいな。早い快復をお祈りしています。

Posted by: くっきも | 2014.05.06 at 12:38

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