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2009.07.17

やま

山好きの友人を多く持つので、今回の事故は心が痛みます。

 

asahi.com(朝日新聞社):遭難計10人死亡 大雪山系トムラウシ山・美瑛岳 - 社会.

北海道大雪山系のトムラウシ山(2141メートル)と美瑛岳(2052メートル)で登山客らが相次いで遭難した事故で、北海道警は17日午前までに10人の死亡を確認した。18人が遭難したトムラウシ山では17日午前までに5人が自力下山し、道警などのヘリに13人が収容されたが、8人が死亡した。このツアーとは別に男性登山者1人が死亡して見つかった。6人が遭難した美瑛岳では17日未明、1人の死亡を確認した。北海道警は二つの遭難事故について業務上過失致死容疑でツアー会社側に対する捜査を始めた。

そう、信じられないのは「悪天候で」最初に動けなくなった人が出た時点でなぜ引き返すことをしなかったのか、もしくは隊を分断させずにそこでビバークをしようとしなかったかということ。
高緯度の北海道なので2000mといいつつ、3000m級の初冬登山装備は必要と書いてあった。そんななか、パーティーを組んでる大半が60歳以上。多少健脚だろうがいろんな人が混じっていたはず。そもそも冷たい風雨が吹きすさぶ朝の小屋出発時点で無理は禁物というのがなぜ頭によぎらなかったのだろうか? 案の定、ついていけない人がでて隊列が長く伸びたと記事にある。

ガイドの判断を狂わせた物はなんだったんだろう?


もう一方のパーティーも避難小屋に倒れた人を残して下山しようと試み途中でビバークしていたようだ。こちらもなんで、倒れた人と一緒に、避難小屋でビバークしなかったのだろう。
避難小屋でもすさまじく寒かったという記事もあるから下山の方が安全と踏んだんだろうか。。。

ガイドに「行く」と言われれば、どんなに自分の体力が不安でもついて行かざる得なくなる心境なんだろうな。
これが顔も知らないツアーの寄り合いでなく勝手知ったるメンバーだったら、朝、不安で顔色が悪い人が居れば、リーダーは即そこで小屋を出ることを止めていただろうにね。

これがツアー登山の怖さなんだと友人に言われた。

何日も掛かる縦走ツアーだというのに、この会社のツアーのチラシを見ると予備日の設定が全くない。これはありえないでしょ。もしかするとこれがガイドの判断を狂わせた大きな原因なのかもしれないね。折しもオンシーズンかき入れ時。次のツアーが予定が詰まっていて、ガイド自身も気が急いていた可能性もある。

昼頃、体調を崩した人を置いていながら、その通報もだいぶ経った夕方。下山途中のガイドは5合目まで来てケータイ圏内になり初めて通報したと記事にあるけ ど、頂上付近でビバークしていたほうからも4時過ぎになって通報したと書かれている記事もあり、なんかつじつまが合わない。

ビバークも山頂手前で動けなくなった時点でという話もあれば山頂越えたところでビバークという記事もあり、これまたよくわかんない。

まあ、新聞記事なんて、それだけいい加減なモノだということだろう。
記事だけ見てとやかく言ってもしょうがないか。

それにしても残念でならない痛ましい事故だ。
心から冥福を祈る以外ない。

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