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2008.06.29

プッシャ

The Sky Crawlers


大人買いしてしまった

木曜日にヨドバシ-Akibaに行ったとき、そこに入っている本屋にふらっと寄ったら「スカイ・クロラ」のコーナーがあって、何とはなしにそこに積まれている文庫本の1冊を手に取った。映画の原作本だからと言う理由で買う方ではないのだが、ぱらぱらっと見て、試しに買って帰りの電車の中で読んでいたら、引込まれてしまった。次日、会社帰りに本屋に向かい、シリーズの残りの文庫本4冊を大人買いしてしまったよ。

この本のどこがよかったのだろう。。よくわからない(笑) 戦争物? んー、確かにたまに空戦のシーンはある。恋愛もの? 甘ったるいシーンはないなあ。所謂、SFってことでもないしね。未来じゃないし過去でもない、国家の都合で企業が請け負って戦争している世界。身体は大人になれない精神的には熟成された子ども「キルドレ」のパイロット。その「キルドレ」にまつわる秘密と自分が何者であるかの葛藤。すべて一人称の物語。主人公が見、聞、感じ、想像していること以外の表現は一切なし。それでも緻密に作られているらしい背景の世界観が奇妙でなんともいえないし、その合間に出てくる空戦シーンが圧倒的でコックピットの中に自分も座っているような気分になってくる。(しかし、あまりに主観的な説明しかなく、どの操作したらどう機体が動いていくのか、ロール、バンク、スリップ、スピンってどんな動き?と想像できないとむずいかも(^^; )

主人公が先尾翼プッシャ機に乗ってるというのがまた好きなのかもしれない。僕がプッシャを意識してみるようになったのは、中学時代にあれこれプラモを作っていて、その時代のトラクタ機ばかりのなかに異様な形の十八試局地戦闘機「震電」のフォルムに魅せられてからだろう。あっ、古くはファンレーサーとか(笑)、桂文珍さんの愛機、日本に1機しかない先尾翼プッシャ Gyroflugに乗る姿とかそらもう、うらやましいかぎりっす。happy02

そんなわけでこの週末はどっぷりと5冊読みふけってました。8月に押井守監督での映画が公開されるそうですな。どう表現するんだろうという興味はあるものの、、たぶん観に行かないだろうなあ。

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Comments

僕も本屋で軽く立ち読みしたら「震電」を思い出してちょっと読みたくなってました。
読んでない文庫本が積んであって、大人買いするか悩んでますsad

Posted by: ryo | 2008.06.30 at 01:19

ryoさん、そこは積ん読ですよgood

ただまあ、全編、大人になれない少年少女のままに
戦死しない限り永遠に時を刻む主人公たちと
それを利用している大人の影がちらつく話なので
暗ぁくてスキッとする読み物ではないっす。
精神的に辛いときに読むものではないかもしれません。

Posted by: くっきも | 2008.06.30 at 08:55

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