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2005.08.02

転ばぬ先の…

こんなこともあるモンなんですねえ。羽田空港が1時間にわたって停電で閉鎖して3万人以上の人に影響を与えたとか。

asahi.com: 羽田空港管制塔の電源ダウン 一時発着見合わせ-社会.

2日午前11時30分すぎ、羽田空港内にある国土交通省東京空港事務所にある管制塔で電源が落ち、管制用のレーダーと航空機との無線が使えない状態になった。羽田空港は午後0時33分まで航空機の発着を見合わせ、到着便約20便以上が成田空港などに目的地を変更。出発便にも遅れが出た。

こういうシステムは大抵、別の経路で引いた2系統の電源とバッテリーや自家発電システムでバックアップもされているものなのですが、それらは全体的な送電が途絶えることを想定していたもので、管制システムの電源だけが切れることを想定していなかったらしく、そのため別系への切り替えもバックアップ電源への切り替えもうまく働かず、1時間のあいだ管制システムがまるっきり動かなくなったようです。
何でもかんでも二重化三重化すれば、そりゃある程度なんにでも対処できるようになるわけですが、そのぶん何倍にもお金がかかることになります。システムの可用性のための冗長というものは、いつ使うか判らないものにどこまで投資すべきかという悩ましい問題ではあります。何が原因で局所的な停電が発生したのか詳細は伝えられてませんが、生命線である電源設計ですから、考えに考え抜いたものを入れてるはずなのに想像力がもう一つ足らなかったのでしょうか。この事故を受けて各地の飛行場での似たような管制システムの見直しだそうで、、これからが大変そうだ。

追記:
どうやら電源工事中で電源監視の警報機がまともに鳴らない状態のときにバッテリーバックアップ電源への送電が2系統とも止まってしまい、バッテリーを消費しきるまで気がつかず、ついに停電に至って初めてバックアップ電源が作動していたことに気がついたようで。。システム的な問題ではなかったようですね。なぜ2系統とも送電が停止したのかは謎だけど(スイッチの故障と書いてあったが2ついっぺんに壊れるか??そもそも同時に壊れないだろうということで2系統あるのだ)、普通、こういうものって1系統ずつの工事で両方とも停電監視を切るなんてことはしないと思うのだが。。それ含めて人為的ミスってことでしょうか。

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