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2005.05.02

なんじゃそりゃな肩書き

弾氏に「システムエンジニア」?なんじゃそりゃ と言わしめる肩書きを名刺に書いてるくっきもです(笑)

管理職に続き、係長以下の下っ端勤め人からもタイトルにありきたりな役職を名乗ることが廃止され、名刺にはとりあえず人事が選んだ職能名を書いてもよろしいということで、選ぼうと思ったわけですが。。。
当初、うちの部門の技術屋で使えそうだと人事が作った妙竹林な職能名リストからピックアップされたのが、エレクトリックエンジニア(電気屋)とソフトウェアエンジニア(アプリケーションソフト or ファーム屋)とメカニカルエンジニア(メカ屋)の3つだけ。

この3つの当てはまりませんがな。

僕の仕事は自社他社いろんな機材を組み合わせて商品を考えるシステム屋。妙竹林なリストを端から端まで見てみる。ないですねえ(笑) でも勝手に造語してはならぬというお達し。

さてこまった(- -; 
隅々まで探して、まあ、しかたなーく一番近そうな「システムエンジニア」を名乗ることに。

*デザイナーは造形なデザイナーのみ、*アーキテクトは管理職以上のしかも半導体系(SystemOnChipの設計者向けらしい)人のみ使用可ということで。使ってようさそうなのが*エンジニアのみっぽい。うちの会社でシステムというと、エンタープライズな情報管理システム屋(MIS)かシステムLSIだけを指すらしいです。狭いですねえ(- -; 
ま、世にシステムエンジニア、SEというと狭い意味でコンピュータを使った情報システムの構築屋のように見られるわけですが、広い意味の方の「何でも構築屋」のほうの意味で使ってるつもりです。広くて狭い知識をひけらかし(ぉぃ)、本職(笑)の電気屋、ファーム屋、アプリケーションソフト屋、メカ屋を引っ張り回す迷惑な奴ので、できれば「コンビニエンスエンジニ屋」と名乗りたいんですけど。。ねえ。

そういえば、このネタ、こんなことで同じこと言ってるな。ダブってしまったか(苦笑) 書いちゃったからいいや。再録ということで。

今のところ、ミスると一般の人が死ぬようなシステムを設計する仕事ではないので、少しばかり気は楽なのですが、商品を作るというのは、いつもコストと機能と値頃感のある売値とリリース時期のせめぎ合いです。そこをバランス取れるのかがシステム屋の腕の見せ所というわけなんですが。難しいですね。そもそもピシッと顧客のスイートポイントに収まってもいっぱい売れるという保証は全然ないわけで、つまりニッチな顧客ほうがフォーカスを絞りやすいが数は売れないし、マスで売りたければ万人受けのするものって。。どうやって作ればいいんだ?(苦笑) 必然的にカスタマイズというものが付いてくるわけです。

3次元に空飛ぶ飛行機が自動操縦で着陸できるようなシステムを積んでいて、なんでレールの上を1次元に動く列車がなかなか自動制御を積まないというのは、列車1台にどこまで掛けていいかというコスト制限のせいでしょうね。コスト掛ければ在来線も新幹線並に安全装置満載でCTCに守られた運行というのがあっさりできるんでしょうけど、一人あたり数百円の客単価では運転士に無理してもらうというのが一番コストパフォーマンスがいいとした結果なのでしょう。

そういえば、お台場のゆりかもめ。あれって当初は無人運転を考えていたはずですよね。でも、あっさり諦めました。無人運転をさせるだけの完璧なシステムを構築して乗せるよりも、運転士1人乗せる方がより安くより安全という計算結果なのかもしれません。

例の回転扉もコストをケチったのか数少ない反射型センサーで何とかしようとした(しかも誤動作するのがイヤとかでそれの感度まで下げた)結果の事故だったような気がします。

システム屋としてほんと心が痛みます。どうして命に関わるものをケチったままにしまったのだろうかと。。。。

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Comments

「システム」って言葉はどうにでもとれて、イマイチ何を指しているのか分からないってのはありますね。

交通の安全装置ですけど、「何かをする装置」ってのは価値が分かりやすいんですが、「何かを起こらなくする装置」ってのは、その価値が分かりにくいですよね。なんたって、何も起こらないんですから。今回、不幸にも、「何か」が起こってしまって、その価値が分かったわけですが。

Posted by: Fozy | 2005.05.04 at 00:10

システムって作用に対して「なにかする」ものすべてを指します。何もしないようにするというのもシステムです。棒の先を押したらその棒が向こう側に飛び出すというのも立派なシステムです(笑)それは目に見える装置だったり、目に見えない人の心の動きだったりすべてを言います。

安全のためのシステムやバックアップシステムというのは、保険の1つです。保険会社にお金を支払うのと同じように、システムにも保険となるべく装置に機能をつけるわけです。これはなにか「こと」が起きない限り、これっぽっちも活用されることはありません。利益も直接には全く生み出しません。めちゃめちゃ無駄に見えます。それどころか誤動作1発で損害を与える可能性もあります。そのシステムに保険金をいくら掛けるべきか、その保険金額としてそのバックアップシステムで掛けられる金額が決まるのです。
JR西日本はその保険金を掛けることをケチりました。ATSを新しいものになかなか変えず、職員の心にもゆとりを持たせることもなくさらに締め付け。。。その結果、たぶん莫大な補償金を支払うことになるでしょう。

Posted by: くっきも | 2005.05.04 at 10:46

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