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2005.02.05

親水

shinsui2005


恩曽川
工事中



通勤はこの川沿いを自転車で突っ走ります。この川の護岸工事は変わっていて、コンクリートは極力使わず、土手の上の道もアスファルトの部分が最小限にすることになっていて大半がわざわざ砂利道です。写真でもわかるとおり、川の流れる部分もいろいろ矢板で邪魔者をくねくね作ってたり、大きな石をどぼんどぼん置いたりしています。

ここより1Kmくらい下流になると街中を流れるコンクリート擁壁の川となってしまいますが、それでも流れる部分には同じように矢板でかこったたり大きな石を置いたりして小さな州や堰をわざと作っています。

実は10年以上前は、1kmほど川下まで進んできたコンクリート擁壁の護岸工事がこの写真を写している田んぼのとこらへんもついに始まるというとき、地元で大反対があり、そのときにこのような工事にしようということで折り合いがついたのです。

なぜ、このようなわざと川の中に流れがうねうねするように州や堰を作るかというと、自然な景観という点もありますが実は水の浄化のためでもあるんですって。

コンクリート擁壁の四角四面の川を作ってしまうと、確かに水の流れがスムーズで、川底も平らですからヘドロが溜まればショベルでガーッとしゅんせつも容易です。見た目も近代的に映ります。
が、あまりに水がスムーズに流れすぎると自己浄化に必要なバクテリアやプランクトンや藻がすめないのです。つまり水がかき乱されないので水に溶け込んでる酸素量が足りずプランクトンも住めないし、藻も育たない、雨が降ると一気に生き物も押し流される。結果、浄化能力が少ない川は水量の少ないときは水が澱み、嫌気性のバクテリアだらけになって悪臭を放つこととなるそうです。
そのために水がかき乱されるように石や堰をつくり、浄化能力アップするのに藻や葦などの植物、魚が住めるようにとしたそうです。

確かにこの川に州が作られ石が投げ込まれるようになってからは、川下のコンクリート擁壁がある辺りでも夏でも悪臭が目立たなくなった気がします。

さらに途中のコンクリート擁壁を大掛かりに崩し、ちょっとした川辺をつくって地蔵橋親水公園というのもあったりします。

サギやカモといった水鳥もこの川にいっぱいやってきます。ってことは魚もいるみたい。写真ではちょっと判りづらいですが、土手には川辺に降りられる木の階段まで取り付けられています。川辺を覗き込めるというのもあるけど、ゴミを拾い上げやすいとか掃除がしやすいというのもあるのでしょう。

ふむすむ、工事完了が待ち遠しいな。(^^)

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