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2004.12.29

続・つなみ

スマトラ沖地震の規模は、M8.9からM9.0に修正されました。この地震で起こった津波は、南極やチリでも海面上昇が記録されたくらいの地球規模の津波だったことが明らかになってます。津波に対応する単語がない言語も多いらしく、日本語の「TUNAMI」を使ってるみたい。各地に連絡がつくようになって津波の被害は、なんと死者6万人とも7万人を超えるとも言われている。いまはまだ大きな街や島の状況がわかっただけだ。これから先、連絡がつかなかったり人手が足りず把握できていない被害状況やインド洋湾岸の小さな村や集落、インド洋に浮かぶ小さな島の状況が判るにつれてもっともっと被害の数が増えるかもしれない。
日本人の被害もまだよく判っていない。とかく報道では情報の得やすい団体旅行客の人数ばかりが報じられているが、個人旅行者や被災地在住者や海外在住でたまたま被災地を訪れていた人などは報道のされている数には全くいってないことに心をはらうべきだ。最悪、数百人規模になるかもしれない。
また冠水のあとは、すべてが汚泥にまみれ、とにかく衛生状況が劣悪になるという。すでにひどい悪臭腐敗臭が立ち込めているそうで、水なども飲める状況にないだろう。非衛生からの病気、熱帯特有の伝染病が被害を拡大していかないか心配でならない。WHOも衛生面の確保、特にきれいな飲料水確保について各国に援助を要請しているそうだ。
亡くなれた方々の冥福を祈るとともに、行方不明者の1人でも多くの無事の報とこれ以上の被害者が増えないことを祈らずにいられません。

インドネシア以外ではここ数十年、津波の被害を受けたことがなく、全く予想できてなかった。まさに文字通りの寝耳に水。タイでも津波が来たのは地震の2時間後ですから、タラレバ話であることは十分承知の上で想像すれば、大地震→津波が来るかもという警報・想像ができていれば、ここまでの被害はなかったのかもしれません。インドネシアはここ2,3年中に津波警報システムを導入すべく日本にも勉強に来ていたそうで、今回の津波には残念ながら間に合いませんでした。津波警報システムは現在太平洋湾岸諸国のみで整われていて、ハワイのセンターに情報が集約され警報がだされるそうです。このシステムも1960年5月チリ地震津波の被害から太平洋津波警報組織国際調整グループ(ICG/ITSU)ができたことが最初です。それでも日本で 地震即津波警報がTVなどに全国的に瞬時に流れるようになったのは、1993年7月北海道南西沖地震、奥尻島の被害の後です。やはり大きな被害が出ないとこういうシステムは進まない(予算が出ない)ってことか…。これを機会にインド洋湾岸地域や他の地域で津波警報システムが整備されるかな?いや、されてほしいです。

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Tracked on 2004.12.29 at 15:19

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