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2004.06.13

お得感がない証拠?

お得感がないんだもんという先の記事で書いたことですが、働けないという理由があまり高くない調査結果がありました。内閣府の調査のなかに中で出てくる子育てのつらさ、という部分です。
このグラフからも判るとおり、働けないという理由は4番目であって、その他は経済的な問題とカウンセラー的な問題ばかりです。

つらさとしてあがった順を要約して書くと、こんな感じ。


1. 教育費用の心配
2. 自分の時間のなさ
3. 子どもを相手にする体力・根気が必要
4. 思うように働けない
5. 小さいときの養育費
6. 周りの子育てへの無理解
7. 子どもとの付き合い方がわからない
8. 外出がたいへん
9. 住宅が手狭になる

少子化問題に真剣に取り組むというならば、この結果を重視して欲しいもんですねえ>お役所さん
僕ならば、公立学校の充実で学費の心配をなくし、シッター制度や人事考査に響かない時短を法制化して時間を作れる体力充電できることを保障して、小児医療(小児科の拡充も必須)とカウンセリングが無料化とか控除かできることを一つずつクリアしていけば社会的な制度整備はできそうです。あとは。。。メンタルな部分かなあ。

さて、これ以外にも結構興味深いデータがいっぱいあって、このグラフなんて、日本の妻からはそれみたことかと失笑もんですわな。育児期のデータだというのに、日本のおとーさんは育児と家事あわせてもなんとまあ1日あたり1時間満たない時間しか割いてないんですよ。
(面目ありません。。_| ̄|O )
さらに興味深いのは、夫婦の育児家事の合計時間が日本は妙に短いことです。それとアメリカの育児のみの合計時間もこれまた一番短いことです。効率化が進んでいるのか手抜きが進んでるのかどっちでしょうねえ(^^;

女性に対する出産育児休暇は、だいぶ取得しやすくなってきてるのでしょうが、男性に対してはマダマダ全然取れるような雰囲気ではないですね。僕も娘が生まれるときにうちの会社も男性が出産休暇を取れることを知り、人事に問い合わせたら、有給休暇をとるように勧められました。そのほうが損しないよというのです。出産休暇はたった2日間ですし、取ると休業扱いとなり出勤率が下がって給料やボーナスがその分下がるというのです。
あれから10年近く経ってますから、もうすこしいろいろ会社の休暇制度が変わっていていますので、男性でも育休や育休時短が取れる就業規則になってきてます。といっても、うちの会社はえーかっこしーなので、規則だけは進んでますけど、取る人がどれだけいるかというと周りを見てもほとんどいませんね。時短も休業扱いですから給料へるどころか人事考査もさがりますので、将来の昇給も諦めることとなります。これはやっぱりつらいですよね。そうじゃなくても薄給なので。。。

あと、配偶者にたいするいろんな控除の弊害とも言われる「正社員とパートタイム労働者との処遇格差」というのも大きな問題ですね。どうしても配偶者の控除を受けたければ年収100万円くらいの抑えなければならず、これを逆手にとってパートタイマの賃金が安く見積もられ、いつでも首切れて代わりはいくらでもいる(実はこんな処遇違法なのだがね)といわんばかりの処遇で運用されてるのも腹立たしい点です。
さらに、海外は正社員の資格のままにフルタイムとパートタイムを切り替えるということで自己たぶん会社都合での時短をフレキシブルに行ってるというのも見習って欲しいですね。先にあげた時短すると休業扱いというのはあんまりです。
また、日本の産休育休は他の国からみて結構いい水準であることも各国比較の表からも判ります。それでも少子化がとまらないというのは、やっぱり別なところに問題があると考えたほうがいいですよねぇ。あとは休暇明けから預けて働けるかですか?そっちはお粗末かも。公立の保育園も少ないし、民間の保育園はすし詰めで高額か、いざ病気となると預けるところがない、シッターさんも多くないし、時給も結構高い。。。

下げ止まってる国との差はどこにあるんでしょう。あれこれここにある資料を見てもよく判らないや。 思い付いたらまた記事をアップすることにしよう。

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Comments

立て続けのコメント失礼します。

色々対策考えられますが、シッターなんかは今からなんとかできそうですよね。ほんと、充実させると助かる人多いと思いますし。
シンガポールの場合は産休や育休は全然ですが、このシッターのおかげで働くお母さんたちがどれほど助かっているか。
日本人駐在員の奥様も産褥期などにメイドさんや上の子供を見てくれるシッターさんを雇って体の回復を充分しています。

あと、各国家事比較ですが。
アメリカいた時に思ったのは、奥様が専業主婦でも買い物は週末に夫婦一緒にっていう方がとても多かったですし、夜や週末の社交など夫婦での行動時間の差も影響してくるのかな、と。
家事の時間は、掃除にかかる時間(日本の家が狭い&マンションが多い)のと料理にかかる時間(日本の電子レンジはすばらしい)が関係してくるのかなぁ、なんて思いました(笑)。

長々すみません;

Posted by: くわとろ | 2004.06.15 at 23:46

シッター制度、日本の大半の人はあまりメイドさんとか自分の家に他人を上げるという文化がないのでなかなかなじまないのかもしれません。ホントは、預けられない事情とか周りにいい施設がないとか病気のときにどうするのさとか考えるともちょっとリーズナブルな金額でシッターさんを呼べるのいいのにねえ。

家事時間の合計ってどうしてこんなに時間差があるんでしょうかね。とっても不思議です。
どの国も電化とかそう大きく変わるわけじゃないし、やることがそんなに大きく変わることもない気がするんだけど、不思議ですねえ。
夫婦一緒の買い物時間かなあ。。

Posted by: くっきも | 2004.06.16 at 22:08

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