« ますますおおごとに | Main | 回転ドアの恐怖 その2 »

2004.03.27

回転ドアの恐怖

「六本木ヒルズ」の回転扉に挟まれ6歳男児死亡 - Sankei Web

「六本木ヒルズ」の回転扉に挟まれ6歳男児死亡 26日午前11時半ごろ、東京都港区の複合施設「六本木ヒルズ」の森タワー2階正面入り口で、大阪府吹田市の会社員、溝川光一さん(39)の長男、涼君(6つ)が自動回転扉(直径4・8メートル)に挟まれ頭部を強打、約2時間後に死亡確認された。

このタイプの回転ドアは、汐留のオフィスビルに行ったとき、なんどか利用したが、大人の僕でも入り込むタイミングが難しく感じ、かなり怖い。

普通、回転扉は薄い仕切りがプロペラのように回るのだが、このタイプは、なんと分厚い通れない壁の部分がやってくるのだ。いつもの調子で仕切りが通り過ぎたところで入ろうとすると…突然ガラスの壁が目の前に現れる。
回ってくるときは、次の区画がガラスの壁であることに気がつかない。なぜならば、『ガラス』の壁だからだ。これははっきり言ってビビる。人が十分入れる大きな区画が回ってきたと思いきや、いきなり視界いっぱいにガラスの壁、うっと足を止める。何度行っても慣れない。
閉館時、回転止めて壁の部分をシャッター代わりにする設計らしい。
なんて危険な設計だろう、きっと誰か壁と衝突し頭をぶつける奴がいるだろうとずっと思っていたが。。。死人が出てしまうとは!!

この子は、駆け込んで、頭だけ突っ込んでしまったのだろうか。
前の柵をくぐるのに頭を下げたら突っ込んじゃったとか。。。
とても不幸な事故。

勢いよく回る1トンの扉が、すぐに止まれるわけもなく、ずっとセンサー部分にはみ出している状態なら完全に隙間がなくなる前に止まれるだろうが、安全な隙間がある状態で止まれるギリギリ前にはみ出したらもう無理だ。

たとえば、この回転ドアは円周で15cmぐらい進んでしまうと書いてある。
残り15cmのところで、手を突っ込んだら。。。指なら簡単に切断されてしまうだろう。
普通のドアや車の電動ウィンドウと違うことは、閉じ合わせたところで止まるわけじゃなく、刃に相当する部分がさらにちぎり取るがごとく、かみ合わせ、進むことだ。
閉じ合わせたところで止まるなら、その瞬間、スピードを緩め、じりじり閉めればいい。最後はふかふかのクッションを入れておけば、指とか細いものをはさんでも、ある程度は安全だ。電車の自動ドアね。

が、回転ドアは隙間がなくなる瞬間ゆっくりなど回していられない。回転歯のシェーバーのごとく挟まったものを噛み切るように振舞う。今回、最大15cm止まるまでにかかるなら、せめて15cm分のクッションを仕切りと枠の間につけて、たとえ挟み込んでもそのクッションを使い切る前に止めるような構造であったべきだろう。
そうじゃないなら「安全です」なんていえないぞ。

回転ドアは、かなり危険な代物だ。そのために、何かあったらドカンと止められるほどにゆーーーーっくり回すべきものだと思っている。
が、ゆーーっくりの回転ドアは、イラつくのも事実。
先の汐留のオフィスビルも、みな回転ドアではなく、脇の普通に開閉するドアで出入りする人が非常に多い(笑) たぶん、回転ドアの中で牛歩するのが面倒くさいせっかちビジネスマンが多いからだろう。

亡くなった男の子の冥福を祈るとともに、二度とこのような事故が起こらないように回転ドアの構造が法も含めて改められるよう願う以外ありません。

|

« ますますおおごとに | Main | 回転ドアの恐怖 その2 »

ニュース」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10432/358602

Listed below are links to weblogs that reference 回転ドアの恐怖:

« ますますおおごとに | Main | 回転ドアの恐怖 その2 »