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2004.02.14

診療報酬改定

asahi.com : 診療報酬改定、小児・精神医療に手厚く

報酬を引き上げる主な項目のうち、専門医の不足が問題となっている小児医療では、6歳未満の子どもを時間外に診療する場合、報酬加算額を拡大。初診で現行の1020円が1150円に、再診で570円が700円になる。小児科の看板を掲げる医療機関に対しては、もともと夜間・休日を診療時間にしていても新たに時間外加算(850~4800円)を認める。

少しは小児科を手厚く報酬を受け取れるようにするようだ。手間の割には点数が低く、小児科をやめる病院も多く、すると残ったところに集中し、そこの医者も過労と赤字でやめていくという悪循環。この改定が、その悪循環を断ち切る改定になるのか、医療関係者じゃない僕にはよく判らない。
医者だって商売だ。食っていかなきゃならない。人の命を預かるんだ、すこしは肉体的精神的余裕も必要だろう。小児科を開業すれば精神論以外でイイことがあるように誘導するのが役人の役目なんだが。。。そうことにいちばん疎い人々だからなあ、お役人は。

小児の医療報酬を増やすということは、すなわち親の負担も増えるということだ。単純に儲かるように報酬を上げればいいってもんじゃないだろう。時間外加算に幅があるのも気になる。小児医療費を補助してくれる制度があることにはあるが、これがもう自治体によって色々で、就学前までだけだったり、親の収入制限があったり、さらに特幼といわれる幼児特定疾患にかかわる助成金も別制度としてあったりする。このへんってせめて義務教育が終わる期間まで国で一定レベルの医療費補助をしてもらえないものかな。1自治体で負担するには地域差がありすぎる。

憂いといえば、
こすもす: 小児科の危機でも心配されているように、医師の派遣取り止めで特に小児科が危機的状態であること。やっと少ない小児科医院の夜間輪番制を組めたと思ったら、小児科医がいなくなって輪番制を取れなくなってしまった地方自治体もあるようだ。
それほどに地方の医師確保が大学病院の医局制度べったり寄付金次第だったというのも何を言わんかやだが。。。

新人の臨床研修義務付けたら医師引き上げに何故繋がるのかよくわからんのだが、それって新人を監督する指導教官となる医者が今までいなかったってこと?

現場で医療従事をしてる人も医療を受ける人ももすこし幸せになれる方法ってないもんかな。

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