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2004.01.31

特許褒賞

asahi.com : 青色LED訴訟、200億円支払い命令

発明者側が勝訴しましたね。なんと満額200億円の支払命令。実際は、1200億円の儲けのうち、発明者への対価は半分の600億円と算定のうえです。というわけで、発明者は400億円追加の訴訟、企業側は当然、控訴。

そもそもは、この会社が特許褒賞をケチったのが原因。裁判になっても、発明者が辞めたまでの数年間の儲けだけを算出した会計事務所のデータを提出。そりゃまだ売れてない時期だから儲けはないし、その人が開発にかけた投資分だけ大赤字だという論調。
対する発明者側の資料は、今後、この発明で儲けられる特許が切れる2010年までに1200億円は儲かるという資料を提出。

こりゃ、普通の感覚ならば、この訴訟は「特許でいくら儲かるか」と「それに対しての褒賞をくれ」の争いであるので、獲らぬ狸の皮算用の1200億円が妥当かどうかは別にして、特許が切れて独占的な利権が行使できなくなるまでの儲けで考えるべきでしょう。その点については、判決はあってると思うよ。
それにしても、会社の屋台骨というべき特許を発明した人に数万円で褒賞を済ませてしまおうなんて、ケチな会社だ。

うちの会社も特許報奨制度というのがあって、貢献度により級が分かれてます。さらにもっとも貢献した人には特級が与えられ、それはそれはサラリーマンとしてはびっくりするほどのかなりの額の報奨金が貰えます。
つい最近、僕の友人が、特級に認定されたんです。で、彼は「確定申告にいかなきゃいけなくなって、面倒くさい…」ともらした事から、僕も含め友人らに「てめー、ぜーたくな悩みをいってんじゃねーよ」と非難轟々だったことは言うまでもありません(笑)

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Comments

 システム管理屋は、そもそも出願書を書く習慣が無い。まわりに書いた奴がいやしない。
 それはさておき、この特許を持ってる会社、随分と、これがらみで嫌われていたような…。

Posted by: satoshis | 2004.01.31 at 23:19

僕はシステム屋だが、発明報告書をだし、その中でいくつか特許を申請してますよ。全然、報奨金をもらうところまで行きませんけど。。1万円くらいが最高かな(^^;
システム特許というものがあり、うまいこと機材やアプリケーションやらを組み合わせを「発明」すれば、それはそれで特許や実用新案に登録できるんですけどねぇ。もったいないな(^^)

Posted by: くっきも | 2004.02.01 at 00:03

実はこの会社、おばの家のちかくだったりするんですが、地元民はこの会社を結構誇りに思ってるみたいです。
私がうっかり「でも、報奨金すっごくケチったですよねー」なんて言ってしまったことがあったのですが、すごい勢いで擁護してました(^^;
(注:その会社の社員でもなんでもない。親族にもいない)

Posted by: くわとろ@日本 | 2004.02.01 at 12:08

地元では大成功した会社ですからね、それはもう誇りでしょう。でも、ケチはケチだからなあ(^^;

あ、そうか本物のケチではないってことか!!

本物のケチなら会社を大成功に導いた人に、まずは年収くらいの褒賞をぽんと出し、名前を冠した研究室を与えて、費用安く飼って、もっと儲かる特許を出してもらってたっぷり儲けなきゃ。逃げられちゃって訴訟起こされちゃったら元も子もないからな。

Posted by: くっきも | 2004.02.01 at 12:50

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